地味でシンプルですが軽く高感度で山やキャンプにはお勧めナショナル RF-U50

商品詳細

82年頃に発売されたと思しきナショナルの高感度シリーズの一台です。
この時期ラジオブームはBCLを含めて終っており、カタログも余り残って居ない様で、結構データが探せないモデルです。
幸い当時のカタログが1部だけがヤフオクに出されて居て、そこの付いて居た説明書に定価が￥11000である旨の記載が残って居ました。
大きさは79年に発売されたソニーのザ感度シリーズの中堅機であるICF-S3と殆ど同じです。デザインも可成り近い感じ。
2機種の類似点は色々有りφ66mmのフェライトのスピーカー(但し磁気回路はソニーの半分くらいで割と非力そうです)LEDによるチューニングインディケーター、0.4W位の出力という点も略同じ。多分ナショナルはそこそこ売れた競合相手ソニーのモデルを参考にした物と思います。
違いはナショナルのモデルは海外用と兼用だったのかFMはワイドバンドでそのおかげでFM補完放送を聴くことが出来ます。
後、このモデルの売りは60分で自動で切れるタイマーが付いています。長時間ながら族的にラジオを聴く人には不評だったかと思いますが、普通のユーザーにとっては切り忘れがないので結構便利な機能です。確かこのモデルの後期型ではこのオートオフを解除するスイッチが追加され3バンドになっていました。
ソニーのICF-S3と鳴き合わせをしてみると感度は同等、音もいい勝負です。どちらが良いとは言えない。力感があるのは磁気回路が強力なソニーですが、繊細さではナショナルの様です。
U60の長所は寧ろ単三電池3本仕様である事かもしれません。ソニーICF-S3は強力磁気回路と単三x4本で馬力はあるのですが、かなり重い。
電池込みでナショナルは360g、対するソニーは500g弱です。
勿論携帯にはナショナルが良い。
但し、これは50年近く前のモデルを並べて1人悦にいっているジジイの独り言です。
どちらも良いラジオなので好みで選ばれるべきでしょう。
この個体は割と状態が良く美品として良いと思います。
機能、性能には問題は無いでしょう。勿論内外クリーニング、整備済です。
機種自体の知名度が低く現状の価格位が妥当かと思います。
電池はお付けします。

カテゴリー:	テレビ・オーディオ・カメラ>>>オーディオ機器>>>ラジオ・コンポ
商品の状態:	目立った傷や汚れなし
ブランド:	パナソニック

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